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転職後日記
仕事のミス・・・そして出向
入社最初の会話はKさんでした
転職太郎が入社して、会社の人と最初に会話を交わしたのが、人事担当のKさんでした。そのKさんは、普段から忙しい日々を過ごしていて、毎日ほどんど21時まで会社で働いていらっしゃるのでした。転職太郎が仕事で遅くなった時は、よく一緒に帰ったものでした。そして、いつしか、親しくなって、他の人には言えないプライベートなことなんかも、いろいろと話をしてくださったほどでした(※とほほ1)。
まさかの出向
そのKさんが、実は親会社から出向して来たんだと知ったのは、転職太郎が入社してから、かなり後になってからのことでした。この事実を知った時の転職太郎の驚きようは尋常ではなかったんです。だって、ここの会社にすっかりと溶け込んでいて、とてもそんなふうには見えなかったんですから。Kさんは、もう親会社には戻りたくないらしく、子会社のココで骨をうずめるつもりだったようです。よほど居心地が良かったとみえます(※とほほ2)。
しかし、会社は許してくれませんでした。Kさんは、突然、子会社から離れることになったのです。これを知った転職太郎は、もちろん親会社に戻るのだとばかり思っていました。が、違ったのです。また別の会社に出向することになったのでした。それが不思議なことに、どこだか全く教えてくれないのです。転職太郎のみならず、トップや一部の幹部の人以外、誰もそのことを知っている人がいないのです。
何だか嫌な予感がしたのですが、・・・残念ながら的中してしまったのです。いよいよお別れだという時になってようやく知ったのですが、どうやら、Kさんは仕事で大きなミスを2回もしてしまい、その結果、得意先を失ってしまい、その責任を取らされてしまったようなんです。はっきり言えば、ココから追放されてしまったんです。一種の左遷です。うーん、やむを得ないことなんでしょうが、それにしても会社の取った処置は厳しい。親会社から来た人間だからといって、容赦しないのですからね。
後味悪い送別会
それでも、一応、会社はKさんの送別会をしました。送別会では、みんな楽しくやってましたが、送別会を開かざるを得なくなってしまったその原因については、ついに、誰の口からも出ることはありませんでした。恐らくは既に大半の人は知っているにもかかわらず。Kさんに満足してもらうために、また、余計な不安を抱かせないために、表面上、楽しくやらざるを得ないことに対して、すごーく辛いものがありましたね。こういう送別会は実にイヤなものでした(※とほほ3)。
- ※とほほ1
- 例えば、実は養子で名前が変わったんだ、といったような他の人には決して口にしないことを転職太郎に話してくださったんです。こんなことをおっしゃってくださるなんて・・・本当におったまげました。自分で言うのもなんだけど、転職太郎には心を許せる何かがあるんだろうな。うん、きっとそうだ。 ここに文章が入ります。
- ※とほほ2
- 過去にいろんな職場を経験している転職太郎から見ても、今の勤め先は確かに居心地がいいですね。過去の職場よりも職場環境はまずまずとかいった良い部分もあるんだけど、その一方でマイナスの部分もあるんです。例えば、あまり上からギャーギャーと厳しいことを言われないこと。まぁ、それは100%マイナスとは言わないけど、現実は、それをいいことに、今ひとつ仕事に対する真剣な姿勢が欠けてしまっている人が多々いるんですよね。困ったものです。という訳で、居心地がいいというよりも、単に楽といった方がいいのかもしれません。でも、その一方で、上の気に入らない社員を左遷したり、首を切ったりといったことを他の会社よりも多くやっているような気がします。極端なんだよな。その中間の、人を育てていくとかいった、会社が時間をかけて真剣に取り組んでいく部分が少々おろそかになっているような気がするんです。ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたね。
- ※とほほ3
- 何だか後味悪い送別会で、それはKさん自身も薄々感じていたことだと思います。だから余計に辛かったですね。それでも、送別会があっただけでも、良しとすべきなんだろうな。だって、転職太郎は、過去に送別会すらやってくれなかったという苦い経験を持っているんですから。それなりに事情があってのことだったし、転職太郎自身も別に送別会をやって欲しいとは思わなかったけど、それでも、後になってメチャメチャ寂しく感じたものでした。まぁ、それに比べると、Kさんの方が遙かにいいとは思うんだけどね。
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